奈良国立博物館

奈良国立博物館は、仏教美術及び奈良を中心とした文化財について、収集、保存、管理、展示、調査研究、教育普及事業等を行っています。

館長ご挨拶

奈良国立博物館は、東大寺、興福寺、春日大社などに囲まれた奈良公園の一角に位置しています。寺院・神社をはじめとした文化財所有者のご協力を得て、特に仏教と関わりの深い古美術品や考古遺品などの文化財の保存を図り、調査・研究をおこなうとともに、展示を通して仏教への信仰が生み出した優れた美術の魅力と、その背景にある豊かな歴史・文化について皆様にお伝えしてまいりました。
奈良博が皆さまにとって身近な存在であること、また奈良博の魅力をもっと知って、もっと応援していただきたいと思い、寄附金制度を設けております。
皆さまからいただいた寄附金などは、文化財の修復活用に加え、博物館において開催する事業経費や設備、備品更新などに充てることにより、施設の魅力向上を図ってまいります。
ついては、広く皆さまからのご理解をいただき、国民の歴史的・文化的財産である文化財を将来へ伝えるため、皆さま方から温かいご支援をお願い申し上げる次第です。

奈良国立博物館長  井上 洋一