文化財防災センター

文化財防災センターは、地震や台風、豪雨など頻発する各種災害から多様な分野の文化財をまもるため、2020年10月、国立文化財機構に開設された組織です。

センタ―長ご挨拶

日本では、地震が日常的に発生し、豪雨や台風も毎年発生しています。また、2019年には世界遺産の中に位置するノートルダム寺院や首里城が相次いで火災により甚大な被害を受けるという事案も発生しており、被災する文化財は後を絶ちません。
文化財防災センターは、大切な文化財を災害からまもるため、関連組織と連携しながら、防災・減災のための技術開発や被災した文化財を救援するための体制づくりに取り組んでいます。また、災害発生時には文化財の救援活動の支援も行っています。
当センターでは、こうした取り組みの充実を図るとともに、災害発生時に迅速な対応ができるよう、皆様に広くご寄附をお願いしております。
地域の「たから」である文化財を次の世代へ繋いでいくために、皆様からの温かいご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

文化財防災センター長 髙妻洋成