東京国立博物館×文化財活用センター<〈冬木小袖〉修理プロジェクト

The Kōrin Kimono features a design by Ogata Kōrin.
Now, after 300 years, the garment is in need of restoration.
With your support, we will ensure this valuable cultural property is passed down to future generations.
Thank you for participating in the Kōrin Kimono Restoration Project.


*Up to 15 alphabets, your name will be listed on page "Our Donors".
*Up to 30 words, your message will be listed on page "Our Donors".
Out of stock

概要

東京国立博物館と文化財活用センターは〈冬木小袖〉を修理するために、皆さまのご寄附を集めるプロジェクトを立ち上げました。
ご寄附は1,000円から承ります(1,000円単位でのお申し込みをお願いいたします)。
美しいきものの魅力を知っていただき、プロジェクトの趣旨に賛同いただけましたら、ぜひご寄附をお願いします。
〈冬木小袖〉修理プロジェクトでは、企業・団体からのご協賛も承っております。特典内容等、詳細は こちらのフォームよりお問い合わせください。

現在の支援総額 13,829,523 円 (目標金額15,000,000円)
*ウェブ・お申込書でのご寄附者数 250名
*企業協賛、東京国立博物館内募金、〈冬木小袖〉モチーフのグッズ寄附等を含む
*2021年5月7日時点

寄附金の使途
*修理費用ならびに、本プロジェクトの事業運営費として使用いたします。
*寄附金が目標を上回った場合、お寄せいただいた寄附金はすべて東京国立博物館所蔵の文化財の修理費として大切に活用いたします。

寄附金募集期間  2020年1月~2022年6月
*〈冬木小袖〉修理は2022年末頃に完了予定(新型コロナウイルス感染拡大を受け、完了時期が変更となりました)

よくあるご質問

Q. 〈冬木小袖〉はいつ、どこで見ることができますか?

A. 修理後のお披露目は、2023年以降に東京国立博物館総合文化展での展示を予定しています。
詳細が決まりましたらウェブサイト等にてお知らせします。

Q. 〈冬木小袖〉プロジェクトのイベントに参加するには?

A. イベント情報で、さまざまなイベントの詳細をご紹介しています。皆さまのご参加をお待ちしています。

Q. 寄附はいつまで受け付けていますか?

A. 2020年1月に開始、2022年6月の終了を予定しています。変更があった場合にはウェブサイト上でお知らせします。

Q. 寄附金は何に使いますか?

A. 〈冬木小袖〉修理費用ならびにプロジェクトの運営費に使用します。

Q. 〈冬木小袖〉修理プロジェクトへの寄附の方法を教えてください。

A. 本ウェブサイトからお申し込みください。
また、東京国立博物館内(本館1階11室脇の階段室)に募金箱と〈冬木小袖〉オリジナル折り紙をお楽しみいただけるコーナーを設けています。

企業協賛

〈冬木小袖〉修理プロジェクトへの寄附に関するお問い合わせ

こちらのフォームよりお問い合わせ下さい。
(順次ご対応いたします。夜間、土日祝日など、返信ご連絡に時間がかかることがあります。予めご了承くださいませ。)


 

東京国立博物館と文化財活用センターはプロジェクトを立ち上げ、皆さまのご寄附で〈冬木小袖〉を修理します。

 

担当研究員の想い

 博物館に遺された記録によれば、重要文化財「小袖 白綾地秋草模様(通称〈冬木小袖〉)」は明治期に、伝来を示す巻物とともに東京国立博物館(当時は東京帝室博物館でした)に購入されました。列品録とよばれる古い収蔵品目録によれば、当初は裏地がついておらず表地のみの状態でした。その後、展示ができるように裏地をつけて着物の形に仕立てたのでしょう。

 私が初めて〈冬木小袖〉を展示したとき、写真で見るのとはあまりにも異なる傷み具合に愕然としました。遠目には美しくしっとりとした秋草模様の描絵小袖・・・ところが、近くで見ると、白い裏地に並縫いでザクザクと縫いとめられていて、まるで野良着の刺し子のようだったからです。この並縫いは、博物館に入って以降、着物の形に仕立てられた際になされたものですが、太くて白い糸で広範囲に施され、せっかくの尾形光琳の筆使いが見えません。そればかりか、300年の時を経てすっかり弱っている絹地に、さらに負担をかけていま。現状でも展示することは可能ですが、並縫いの糸が表地には強すぎて、このままですと、絹地がますます弱ることは明らかです。

光琳直筆による描絵小袖で完全な形で遺されているものはこの1領だけです。〈冬木小袖〉を、今後、100年、200年と後世に伝えていくためには、そのために必要な修理を、今、始めなくてはならないのです。

小山 弓弦葉東京国立博物館 工芸室長

重要文化財 小袖(こそで) 白(しろ)綾地(あやじ)秋草(あきくさ)模様(もよう)

尾形光琳 /

江戸時代・18世紀前半

147.2cm 裄65.1cm

 

 重要文化財「小袖 白綾地秋草模様」は、江戸時代に活躍し琳派の語源としても知られる尾形光琳が白い絹地に秋草を描いたきものです。

 本作品は京都出身の光琳が宝永元年(1709)に寄宿した江戸・深川の材木問屋、冬木家の夫人・ダンのために描いたといわれ、そのため〈冬木小袖〉という名称で親しまれています。

当時、墨や淡彩で布地に直接筆で模様や絵を描く染色技法「描(かき)絵(え)」によって、ふたつとないデザインのきものを着用することが裕福な商家の女性たちの間で流行していました。〈冬木小袖〉もこの流行を背景に光琳に依頼されたといわれています。

(追加)画像2枚A2-4,A2-5

追加:キャプチャ(A2-4

シンプルな形で描かれた青と白の桔梗の一むら。

手描きならではの味わい、花芯や葉にえられた金泥にもご注目ください。

 

追加:キャプチャ(A2-5

菊、萩、芒をバランスよく生き生きと配した背中部分。藍と墨の濃淡による表現に黄・赤のぼかしが彩りを添えます。

 

〈冬木小袖〉には、菊、萩、桔梗(ききょう)芒(すすき)といった秋草が描かれています。藍(あい)の濃淡で、上半身には桔梗の花むらが広がり、腰から下には菊や萩が咲き乱れるように描かれています。

 

〈冬木小袖〉全体の様子を見てみると、ちょうど帯の当たる部分に空間を配していることもわかります。光琳の生家はもともと安土桃山時代から続く雁金屋(かりがねや)という呉服商でした。だからこそ、着用したところまでをしっかりとイメージしてイメージして模様を描くことができたのでしょう。

ご寄附者一覧

文化財活用センター「寄附者のお名前・メッセージ」ページでご紹介しています。
引き続きあたたかいご支援をお願いします。

問い合わせ先

国立文化財機構 文化財活用センター 〈冬木小袖〉修理プロジェクト担当

電子メール:support-us-cpcp@nich.go.jp

特定商取引法に基づく表記

税制優遇措置について

独立行政法人国立文化財機構は、税法上の優遇措置の対象となる「特定公益増進法人」となっており、国立文化財機構及び各施設へ寄附を行う個人または法人は、当該寄附金について一般の法人に対する寄附金とは異なる所得税・住民税の優遇措置を受けることができます。

優遇措置(寄附金控除)の内容について

【個人】

「特定公益増進法人」へのご寄附には以下の税法上の優遇措置が適応されます。

①所得税(所得控除)

寄附金額(所得金額の40%を上限)から2,000円を引いた額を、当該年の所得金額から控除できます。

⇒寄附金額[所得金額の40%を限度]-2,000円=所得控除額

所得金額から上記控除額及びその他の所得控除額を差し引いた後の金額に、所得に応じた税率を乗じて、所得税額が決定します。

②住民税

・個人住民税の税額控除

寄附をした翌年1月1日時点でお住まいの都道府県・市区町村が、条例で独立行政法人国立文化財機構を寄附金控除の対象法人として指定している場合、個人住民税額の控除を受けることができます。

⇒(寄附金額[所得金額の30%を限度]-2,000円)×控除率

控除率は最大10%となります。詳細な控除率は、下記総務省ホームページをご覧ください。

総務省ホームページ(個人住民税の寄附金税制)

 

お申込み方法